2005年5月20日金曜日

西湖での練習

一日何もない日だと、朝だいたい十時くらいから練習を始めます。基本的には基礎練習をしてから、バッハの曲 などでその日の精神状態を確かめるようにしています。僕の先生は“ニュートラルな状態”ということをしつこく言われましたので、その状態から出発するよう にしています。
1曲たとえば1時間ずつ練習しても、6曲で6時間はすぐに過ぎてしまいます。今はまだ寒いので、7時くらいには切り上げてしまいま す。今やらなければいけない曲を1日で全部はできないですね。それに練習し始めのややこしい譜読みがいっぱいあると気が狂いそうに!なります... まあ 今がそんな状態なんですけど。

コンサートのある日は、夜本番なら13時くらいからリハーサルがあり、結構欲深く、ギリギリまで弾いてしま います。ホールに合わせてのバチ選びがいつも最大の悩みです。僕はほとんど持ち替えをしないので、ピッタリはまるバチがないとゲーってなりますが、何とか 調整して臨むしかありません。
マリンバのマレットには木の柄と籐の柄があるんですが、基本的にしならない木の柄は使いません。遊びの部分がないと音色が変化しないからです。

僕はわりといつも動きやすいラフな衣装なので、だいたい開場して練習が出来なくなってからは30分の間ボケーっとしています。開演5分前くらいになってから着替え始め、舞台裏にスタンバイします。
どうしようとか、あそこをこうしようとかあんまり考えません。こうなると自分の体がどういう状態かを確認しながら、ストレッチなどを軽くやって、すっきりと出ようと思っています。
完全にスポーツの感じですね。