2005年4月15日金曜日

大学はバイト?

めでたく大学に通い出したのですが、下宿の費用や生活費、レッスン代を稼ぐためにとにかくバイト生活でした。今思うと何故卒業できたかさっぱりわかりません。とにかく悪い学生代表のような有様でした。
で もクラシックに対する憧れ(小さい時からクラシックを自然にやってきている人にはとにかく羨ましくて仕方なかったです)はものすごく強く、マリンバは受験 のためにスケールくらいしかやったことなかったのですが、バイト中とかもいつも手を動かしていて、普通の人から見たらただの変な奴だったと思います。
自分が演奏家になろうなんていうつもりは全くなくて、子供のようにただひたすらあれが出来るようになりたい!って感じで突き進んでいました。
東京には浪人時代からの先生に定期的に習い続けて、関西と関東の好みや表現の仕方の違いなどを客観的に見ていたような所がありました。
練習もたいしてやらないし、パパッと楽譜を見て、弾けるようになった!って感じの脳天気な奴でした。
大学卒業の年になって、日本管打楽器コンクールというのがあり、バイトばっかりしてないで一度まじめに練習してみようと思い、2ヶ月前くらいから練習に集中 するようにしました。そうすると、こういう風に弾きたいというのがどんどん出て来て、作品のバックグラウンドやら何やらに少しずつ興味を持つようになりま した。
結果は3位でしたが、そうか、ふ~ん。という感じで、(すごい傲慢ですが)自分のようなスタイルはあんまり日本では受け入れられないのかな?なんて思い、行きたかったフランスに一気に気持ちが向いて行ったのです。