2005年4月18日月曜日

こわす作業?

歌のレッスンの最初は、とにかく腹の底から叫ぶことでした。思いっきりやってみるのですが、先生的には全く ダメで頭で考えてやっているだけだ!というのです。何事にも集中力と根性で突き進んできた僕にとって、体を使う、ということはどういうことか全然わかって いませんでした。
その他書ききれないほどダメ出しをされ、今までの方法論はダメだ!ということに気づいたのです。
それからはひたすら今までの頭と、奏法を崩すことにひたすら時間を費やしました。それが今になってやっと、前のことを思い出せないくらい入れ替わったと思えるので、6,7年はかかったということになりますね。
これでもスタートが遅く、一気に形作ったものなので、まだ可能だったのかもしれません。変えよう!と思ってから2,3年はとにかく自分のやってることが嫌で仕方なかったですね。
こうしてコンクールまで一気に向かってきた方向から、違う方向に進んでいくことになったのです。

そんな時!フランス国外退去命令が!!