2005年4月24日日曜日

海外生活で感じたこと

音楽を仕事にする、ということは全く意識がなかったです。日本に帰ってからこの問題に直面するわけですが、とにかくスポンジのように吸収しまくった海外生活でした。
感じたことは、りんごの皮はむいて食べるもんだ!と無意識にも思っていたのが、向こうでは皮付きまるごと食べるのが普通.... そんな感じです。フランスパンをそのままかばんに入れたり、白い服なのに土の上にそのまま座ったり....
それにはもちろんその国ならではの理由というかいろいろあるんですが、物事ってそういう風に見つめられるし変わるんだ!ってことが一番感じたことです。
電話って電話の形が電話だと思ってたのが、電話になるためにはたくさんの部品がいろいろなところで作られて、それが集まってきて組み立てられ、っていうことを考えるようになりました。物じゃなくても一緒で、内側に興味を意識して見るようになったと思います。

日本での生活になかなか進まないということは、懐かしさもあるでしょうが、このときの生活はシンプルで、演奏すること以外何にもしてなかった頃に浸っていたいんでしょうね。