2005年5月6日金曜日

今度は打楽器に

あれこれと音楽を聴きながらマリンバや打楽器に移し変えていく、それも意識的に、という作業をやっていたと思います。それまではとにかく好きなように好きな曲を弾く!というスタンスでなってきたので、頭打ちになったのでしょう。
お客さんのことを考えるというより、自分が何を弾きたいか?に思考回路はかたまっていたのですが、その何が弾きたいか?にはまる曲があまりなく、頭はほとんど停止状態。それから少しずつ、何を弾いたらいいのか?と外に意見を求めるようになりました。

それこそいろんな人がいろんな事を言って、まとまらないし、頭が拒否反応を起こしているようなことも、<待て!心をニュートラルにして聞くんだ>と言い聞かせていました。そんな中で、一つ一つじゃあ試していこうじゃないか、という気持ちになってきたのです。

習ってきた先生の影響も大きかったと思います。正統なクラシックを一切の奇をてらわずやってきたつもりだった僕にとって、素晴らしい先生方の教えに逆らうのは本当に不本意でした。